2017/07/23

iPS細胞 山中伸弥先生

あることでふと山中伸弥先生のことを調べることになってんけど、ノーベル賞をもらいはったんは2012年のことやから、もうすぐ5年になるんやね。
まあその前から次のノーベル賞はこの人、とか言われてたみたいやし、私も当時、すごい評判になってたからES細胞のことを本で読んでみたりしたわ。元はといえば、自分の細胞のひとかけらでもあれば、そこからクローン人間ができる、という話があって、クローン羊のドリーが海外で産まれたときにはぶったまげたもんやわ。悪い人間はそこで「人造人間」ができるんやったら、いくら死んでも困らへん人間、つまり奴隷みたいなもんをつくることができる、と考えるんやろうな。当時、この研究がヒットラーの時代でなくてよかった、と誰かが言ってたような気がします。
iPS細胞の前身としてのES細胞はわりと早くにできてたんやけど、それは受精卵を使うものやったから、倫理的にもいろいろと問題があってんけど、iPS細胞はその点、自分の細胞の一部を使うものやったから、応用がしやすかったということやと思います。ただ、癌化しやすいDNAを組み込むことから、安全性については今、いろんな研究がなされている、ということらしいです。
(まあこのへんは私ら素人が書いてることなんで、間違いがあったら教えてください)
で、私が言いたかったんは、この山中先生のことです。ノーベル賞なんて世界中の科学者の憧れの的やのに、それを40代でもらいはったわけやけど、この山中先生、めっちゃ私心がないねん。こんな大発見をしたにもかかわらず、それで大儲けをする気はないねん。そもそも今の研究の動機は自分の父親も含めて、治療法がなかったために病気が治せずに亡くなっていった人を救いたかった、ということやねんて。せやから、自分のノーベル賞は終点やのうて、スタートにすぎひん、ということやねん。
実は山中先生の研究所は研究の過程で次々に特許を取りまくってるらしいねん。で、特許を取ったら何とそれを全部公開してしまうらしい。そうすると何がおこるかというと、その技術を使っていろんな人たち、業者?がさらにその先の研究に使うための資材?みたいなものを安くつくって提供してくれたりして、世界的規模で研究がどんどん深まっていくらしい。そうすることで、一刻も早くその治療法を待ち望んでいる人にそれを提供できることになる、ということやねんて。もう涙が出るわ。
ああ、これこそ日本人やーと思いました。いや、日本人でなくてもええねんけど、何かいいことがあったら、みんなで喜んで分かち合う、というのが日本人やん?
iPS細胞研究にはまだまだいっぱい問題があるらしくて、国はたしかにいっぱいお金もつけてくれるようになったらしいけど、山中先生のところのiPS細胞研究所の教職員の、何と9割以上は非正規雇用、つまり派遣みたいなもんらしい。研究所でせっかく一生懸命働いてくれた人が数年で退職せなあかんらしい。え??そこはやっぱり国というお役所やねんな。つまり国が出すお金は期限付きということで、そうなると、正規で人を雇うことがでけへん、ということらしい。何やねん、それ。海外に人材がどんどん流出するわけやね。そういう人の人件費を捻出するために山中先生は寄付を募ってはる、ということです。まあここでごちゃごちゃ私らが書いてても何にもならへんから、寄付でもしましょうか。
リンク貼っときます。
https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/fund/

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